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電動夏子安置システム「3483」を観て [演劇]

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電動夏子安置システム第37回公演「3483」電動夏子安置システム第37回公演「3483」

冒険小説が好きだった。

スウィフトやヴェルヌが連れて行ってくれた場所は、
それが例え架空なものであっても魅力的であったし、
この狭い島国に居ながらにして、広くて多様な世界を想像する事ができた。
中でも好きだったのは、孤島でも絶望する事なく生き抜いたロビンソンという男の漂流譚で、
その姿に憧れて、何度も借りて読んだものだ。

いつか飛行機乗りになって、大海原に浮かぶ未知の島や国を巡ってみたい。
その夢を叶える為、彼はパイロットを目指した。

操縦技術を会得するのは決して簡単な事ではなかったが、その話は別の機会に譲るとする。

数年後、必ずしも望んだ形ではなかったが、
彼の操縦するプロペラ機は、夜明け前のまだ暗い海へと飛び立って行くことになる。
そこからの事はよく覚えていない。

彼は、ベッドの上で目を覚ました。
自分がどうしてここにいるのか、そもそもここがどこなのか、思い出せずにいた。
それでも窓の外に広がる景色には何となく馴染みがあった。

作者や題名は忘れてしまったが、そうだ、昔読んだ冒険小説に出てきた、一風景に酷似している。
南緯34度、西経83度に浮かぶ架空の島。

そこは、国中の死刑囚たちが集められ、共同生活を送りながら、
死して罪を償うその日をただ待つだけの監獄の島。

物語の中で、絶対的な権力を持った支配者が君臨する島だったはず。
その支配者の名も確か、そこまで思いを馳せた所で、女の声が現実に引き戻す。

「ここはロビンソンという男が支配する島。」

これが彼と、島の住民との初めての接触であった。



これはとある飛行機乗りの滑稽でやがて悲しい漂流譚。

後説という名の前説(ややこしw)通りに、15時1分に終演。
見事に押した時間を取り戻す!スゲー!

物語はチラシで読んだのと異なるのかな?
まさか歴史物とは!
必至に生きることは喜劇であり、そして悲劇にもなる。

犬井さんみたいな美人さんが「うんこ」と連呼するのは流石です(笑)
「泥水」を啜るという表現が、こう現実的になるのも深い…
そしてアラタは誰なのか?
もう一度見たくなる。
あと若返ると分かっていてもあの壺は飲めないw

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iaku+小松台東「目頭を押さえた」を観て [演劇]

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iaku+小松台東「目頭を押さえた」 | 大阪を中心に活動する劇作家(脚本家)・演出家、横山拓也が主宰する演劇ユニットiaku(いあく)iaku+小松台東「目頭を押さえた」 | 大阪を中心に活動する劇作家(脚本家)・演出家、横山拓也が主宰する演劇ユニットiaku(いあく)

とある山間の集落に残る葬送の因習と、ここで育った従姉妹同士2人の女子高生を中心とした、無名人たちの肖像。

ラストにあんなことになるとは。
抑えられたリアルなやりとり。
宮崎弁がより自然にそう感じさせる。
思春期なガールズの不穏な空気。
親との空気。
皆どこかで嗅いだことある空気感が圧倒的だった。

儀式は形骸化するが意味はあるから残っているのだ。
二人の弟が儀式により生まれ変わったのが印象的だ。

子らが大人になった時に笑って語り合えるのか。
未来は誰も分からない。

観劇後にカレーを食べた。
そうせざる得ない(笑)

辛さに目頭を押さえた。

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「ドアを開ければいつも」を観て [演劇]

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ドアを開ければいつもドアを開ければいつも

Story

母の七回忌前夜、
久々に四姉妹が実家に集まった。
二児の母となった長女。
実家に残り父と暮らす次女。
自由奔放な三女。
念願の一人暮らしを始めた四女。
数年ぶりに揃った四人の話は尽きない。
いつもそこにあった風景は、
今も変わらずそこにある。
ただ少しだけ、
それぞれの抱える"何か"
によって違って見える、
そんな一夜の四姉妹の物語。

ほのぼの4姉妹の日常から、徐々に不穏になってく様が凄く描かれていた。
肉親で姉妹であるが故に、またある種の遠慮があり本音を隠す。
母親の7回忌に集まって、衝突する姉妹。
そこから雪は降り止んだのか。

さとうほなみさんこと、ゲスの極み乙女のほないこかさんが出演してたのですね。
全くそんなこと感じない女優さんだと思っていました。

父は酷いかも知れませんが、
彼は彼なりに母を愛していた。
そんな姿は姉妹は見ることなく、
姉妹間のわだかまりは溶けたけど、
親子のわだかまりは溶けないままなのが、
悲しいが、それが日常で「ドアを開ければいつも」のことなのだろう。

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『この森で、天使はバスを降りた』を観て [演劇]

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シアタークリエ10周年記念コンサート『TENTH』シアタークリエ10周年記念コンサート『TENTH』

<ストーリー>
仮釈放されたパーシーは、人生をやり直す場所に選んだ緑豊かなギリアドという田舎町にバスで降り立つ。スピットファイヤー食堂での住み込みの仕事を得、女主人のハンナ、心優しいシェルビーと昔気質の夫のケイレブ、保安官のジョー、噂好きのエフィとの交流を重ねる。人に言えない秘密を抱えながらも、パーシーは徐々に皆と心を通わせ始める。そんな時、ハンナが食堂を手放したいと言い始め・・・。

シアタークリエ10周年記念コンサート「TENTH」に行きました。
目的は第1部のダイジェスト公演の『この森で、天使はバスを降りた』です。
坂本真綾さんが主演だからです。

この第1部のダイジェスト公演は3期間にわかれていて、
第1弾が安蘭けいさん主演、第2弾が石丸幹二さん主演で、
第3弾が坂本真綾さんが主演で、坂本真綾さんがどれだけ東宝から期待されているか、
わかる布陣でした。

『この森で、天使はバスを降りた』ですが、坂本真綾さん素晴らしかった!
まさに天使の歌声。
足長おじさんとは打って変わって、タバコも吸うやさぐれ真綾さん。
そのやさぐれが段々と融和していく様を見事に演じていました。
ダイジェストでは物足りない!
ぜひ再演を!

Beautifulで剣幸さんの歌声を聴けなかったので、
今回は凄く堪能出来ました。
流石は元宝塚トップスター。
歌声に圧倒されました。

ダイジェスト90分でこの満足度。
フルで見たらどうなるか(*^^*)

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シアタークリエ入口のパネルに坂本真綾さんのサインを発見!!
あしながおじさんのジュルーシャの横に書かれていました。

第二部は劇中歌のパレード。
元の作品は両方観てませんが、素晴らしいパフォーマンスを見ることを出来ました。
それにしてもソニンは凄いね。
パワフル!

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BASEプロデュース「まるでデジャヴな眠り姫」 を観て [演劇]

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BASEプロデュース『まるでデジャヴな眠り姫』公演詳細|渋谷で落ち着いた空間を BAR BASE(バー ベース)BASEプロデュース『まるでデジャヴな眠り姫』公演詳細|渋谷で落ち着いた空間を BAR BASE(バー ベース)

[新月]?ストーリー
BASEのバイト、イシバシは今日も少し不機嫌気味にマスターにボヤいていた。
目の前にはカウンターに突っ伏して寝ている、女性警察官のシホがいる。
どうやらシホは婚活中で、BASEでお見合い相手の男性と飲んでる最中に酔い潰れて寝てしまっているようだ。
イシバシはその相手について一家言あるのだ。
見かねたイシバシは眠り姫シホにお見合いで成功するためのイロハをレクチャーしていくのだが…

面白かった。
デジャヴとはそういうことかとw
あの着信音は私もしていました。
私は数年前なら青島コートに鞄に腕時計だったので、
会場で恥ずかしくなっていたかもw
短時間ながら姫の女子力成長具合が凄かった。
綺麗になるもんです。
不思議!

予約せずに、仕事帰りにいきましたが、
当日券あってよかった。
あと渋谷からだと坂道上るので、
道路が凍結してたらと大変と思いましたが、
歩道は大丈夫でしたね。
お酒を飲みながら演劇、いいですね。

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殿様ランチ「軽い重箱」Aチームを観て [演劇]

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殿様ランチ オフィシャルウェブサイト殿様ランチ オフィシャルウェブサイト

恒例の殿様ランチの短編集。
AチームとBチームに分かれていて、今回はAチームを観劇。

開演前の注意事項から笑わせて貰い、
終演後のこくぼさんの2018年も2週間経ち、
これをあと23回繰り返すと今年も終わるという話で我に返った(笑)
本公演があるそうなので、本当に楽しみにしてます。

「おさななじみ」
まさか殿様ランチでウルウルするとは(笑)
あの微妙な同調というか絶妙な相槌がツボった。
真紀子の滲み出ないゴージャスさが笑え、
そしてあんなことをするしかない状態に切なさを感じた。
杉岡あきこさんの悲惨だから笑っていけないと思わせる姿に、
なぜか笑ってしまうパラドックス。
そして鶴町憲さんの鉄板の胡散臭さは凄い。

「高原の牛乳」
タイトルに騙された(笑)
ああいう男に私もなりたい(笑)
愛人さんのなんか妙な色気がよかった(^^)
自殺しようとした男は助からない方が幸せだったのかもしれない。

「わかりやすいひと」
安定のクリーニング店物語。
鳩さん居ましたね。
奥さんの変化にいつも見てると気がつかない(笑)
何でもないようなことが幸せなのだ。
それにしても奥さんを二人の役者が演じるこの仕掛けはうけたな。
僕は奥さんの変化に気が付きたいものです。
まずはまだ私には奥さんがいないことに気がつきましたがw

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Sun-mallstudio produce『シンクロニシティ2018∞』を観て [演劇]

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https://www.sun-mallstudio2018.com
2018年2月14日、バレンタインデー。
新宿区中落合の住宅街にある、やる気のないコンビニ・二又商店。
いつものように客のまばらな店内でアルバイトの二人がダラダラとラジオを聴きながら過ごしていると、唐突にコンビニ強盗事件が発生!?
偶然コンビニに居合わせた人々は、否応なく人質となってしまう。
その人質の中にはネットで人気急上昇中の16歳のアイドルタレントまで居た!
しかし、すぐさま周囲を警察やマスコミに囲まれて、犯人は窮地に追い込まれる。
自首しようとする犯人だったが、人質になった人々から犯人の意思を無視したとんでもない計画が持ち上がり…。
やがてこのコンビニ強盗が想像を絶する事件へと変貌してゆく…。


毎年、観劇始めはSun-mallstudio produceと決まってきました。

シンクロしていくところは鳥肌が立ちました。
初演版を見てるのですが、ストーリー全く忘れていて、
でも中国人風水師のことは思い出せました。
初演も今回も強烈でしたね。
尻出しで今回が勝ちかなw
(初演はいかにもインチキ中国人でしたが、
今回は地に足がついた感じの中国人でしたね)

本作品は、タイゾー倶楽部というか、私的にはノマド的な作品と感じました。
どこか懐かしさを感じ、富沢さんの語り口が心地よくもあった。

そしてファティマの予言は本物であり、第3の予言は秘密のままなのが真実で怖い…

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ミソゲキ2017 A組を観て [演劇]

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ミソゲキミソゲキ

明日から仕事なので1日だけAチームを観劇。
みんな初めての劇団。だって私は関東民だからね。
たまたま岐阜出張中だったので、観劇に来ました。
あと活動拠点が名古屋なので東京の私が知らないわけです。
それにしても1800円で4団体を見られるのはお得。
満員御礼でしたね。

「冗談だからね。」
作品タイトル:『誰も知らない。』
東京の劇団で名前だけは知っていた。
よくフライヤーは見かけるから。
にゃんこスターを見たときと同じ衝撃を受ける(笑)
どこまで本当なのかわからない演出。
外人さんが私のツボでした(笑)
まさに冗談だからねでした。


「稲垣僚祐」
まさか一人芝居とは!オチまで小話、漫談、歌と一人で縦横無尽にやってましたね。
遺書を扱うとはなかなか深かった。
そして劇中で歌った曲がなんだか、あのメロディが頭から離れないw


「喜劇のヒロイン」
作品タイトル:『Left/right』
面白かった!一番笑った。
お父さんの名前覚えなさ具合と、神さまとのやりとりが最高でした。
お母さんの真っ直ぐなキュートさがよかった。
私は地理でなく政経で受験しました(笑)
お母さんを演じた女優さんは覚えておきたい。


「試験管ベビー」
作品タイトル:『2017.12.31~2018.1.1』
6人の大晦日からの1日の物語。
悲喜交々で自業自得や自分を見つけた人、分からなくなった人など、
それぞれ愛おしい登場人物達。
群像劇が得意の劇団なのかな?
本公演見たいですね。


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DanieLonely「通りを抜けて、街を背に」を観て [演劇]

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danielonelys jimdo page!
https://danielonely.jimdo.com

初めて見る劇団。
本来ならば埼玉県民な私が観ることはないのだろうが、
岐阜出張中だったので、大阪まで遠征しました。

結果として、次の公演も新幹線で観に行ってもいいかもと思うほど満足する面白さでした!
4人の関係性が明るみになるにつれて、余計に混乱していく物語。
ラストシーンで勇気をもらえました。

ふと年末に観て、こんなに楽しくなる公演に出会えて幸せです。

大阪人は個でなく固まりという感じの台詞がジワジワときている(笑)

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『行こう!野ウサギ』を観て [演劇]

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『行こう!野ウサギ』 - 日本×フィンランド演劇プロジェクト『行こう!野ウサギ』 - 日本×フィンランド演劇プロジェクト

昨年の観劇納めが時間堂だった、今年の観劇納めも黒澤世莉さん演出作品とは!
想像を超えるというか想定外の物語だった。
とても面白かった(^^)

俳優全員の説得力があって、
この荒唐無稽の物語が、とてもすんなり入ってきた。

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野ウサギのフンを持ち帰ってしまった(笑)
運が付くかな。

内と外、理想と現実、舞台と客席、違いがあるようなないような。
観てて心が軽くなる演目でした。
そしてヒザイさんの最後の勇姿を目に焼き付けましたが、
すぐに復帰することを願ってます。

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